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文献詳細

雑誌文献

medicina26巻13号

1989年12月発行

文献概要

今月の主題 痛みの診断とその対策 痛みの対策

外科療法

著者: 福島孝徳1

所属機関: 1三井記念病院・脳神経外科

ページ範囲:P.2544 - P.2546

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 慢性頑痛に対する外科的療法には,古来種々様々な方法が試みられてきた(図1).各手術法の部位を図1に示すが,ほとんどのものが痛覚の伝導路を遮断するという考えに基づいている.それらの多くはすでに過去のものとなり,諦められているが,現在,脳神経外科で行われている除痛法には以下の術式がある.
 I.電気刺激による除痛法
 II.経皮的コルドトミー
 II.経皮的ガッセル神経節凝固術
 IV.三叉神経痛,舌咽神経痛に対するMicrovascular Decompression
 V.下垂体エタノール注入術
 VI.定位脳手術
 本稿では,各種手術法の概略を記し,その適応につき順を追って述べたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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