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文献詳細

雑誌文献

medicina26巻13号

1989年12月発行

文献概要

今月の主題 痛みの診断とその対策 末期癌の痛みの対策

薬物療法—癌患者の痛みのオピオイド鎮痛薬による治療

著者: 武田文和1

所属機関: 1埼玉県立がんセンター

ページ範囲:P.2570 - P.2572

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 癌患者の痛みの治療法の主軸は,投与法に著しい発展を遂げている鎮痛薬を用いた治療法であるとの認識が世界的に定着した1〜4).薬の投与はどの地域のどの科の医師にも実施でき,90%以上の癌患者の痛みに有効であるためである1).なかでも中枢神経系のオピオイド受容体に作用するオピオイド鎮痛薬が主要な役割を果たす.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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