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文献詳細

雑誌文献

medicina26巻13号

1989年12月発行

文献概要

今月の主題 痛みの診断とその対策 座談会

癌性疼痛と不定愁訴をめぐって

著者: 田上恵1 平石禎子2 末松弘行3 花岡一雄4

所属機関: 1東京大学医科学研究所・麻酔科 2東京逓信病院・麻酔科 3東京大学医学部・心療内科 4東京大学医学部・分院麻酔部

ページ範囲:P.2589 - P.2598

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 花岡(司会) 本日は「癌性疼痛と不定愁訴」についての座談会を催そうということでお集まりいただきまして,大変ありがとうございました.
 癌性疼痛にはいろいろな発生機序がございますが,いずれにしても痛みというものが出ればそれは非常に巌しい痛みとなります.しかしながら癌の初期においては痛みの発生が非常に少ないということで,そういうことも治療を遅らせる原因の1つになっているわけです.このために痛みが出てきた時は癌の方もかなり進んでおりますので,その場合の痛みの治療法がなかなか難しい状況です.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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