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文献概要
カラーグラフ 冠動脈造影所見と組織像の対比・10
急性心筋梗塞(冠動脈完全閉塞例)
著者: 堀江俊伸1
所属機関: 1東京女子医科大学・循環器内科
ページ範囲:P.2606 - P.2608
文献購入ページに移動●冠動脈造影上,完全閉塞を示し,剖検にて閉塞性血栓を確認した例
症例 71歳,男
現病歴 5年前に前壁中隔梗塞を発症し,近医にて加療中であった.
10月15日外出中,急に前胸部痛が出現した.しばらく静かにしていたがおさまらないため,近医を受診した.心電図上,II,III,aVFにおいてST上昇を認めたため,梗塞発症3時間後に当院へ入院した.入院時血圧は70mmHgであった.一時,状態の改善をみたので冠動脈造影を施行した.
症例 71歳,男
現病歴 5年前に前壁中隔梗塞を発症し,近医にて加療中であった.
10月15日外出中,急に前胸部痛が出現した.しばらく静かにしていたがおさまらないため,近医を受診した.心電図上,II,III,aVFにおいてST上昇を認めたため,梗塞発症3時間後に当院へ入院した.入院時血圧は70mmHgであった.一時,状態の改善をみたので冠動脈造影を施行した.
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