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文献詳細

雑誌文献

medicina26巻2号

1989年02月発行

今月の主題 内科医のための癌治療のオリエンテーション

癌発生と転移のメカニズム

癌の発育と成長曲線—成長過程のどこで診断可能か

著者: 北原光夫1

所属機関: 1東京都済生会中央病院・内科

ページ範囲:P.204 - P.205

文献概要

癌は異常(悪性)細胞の集まりであって,生命機能に必要な臓器の障害が出現すると,臨床的に症状が現れる.一般的に考えられているのとは逆に,悪性腫瘍は細胞の増殖はそれほど速くなく,大部分の癌細胞は正常細胞よりゆっくりと増殖する.癌細胞の増殖を理解するには,細胞単位の増殖の概念と癌組織としての増殖の概念を把握する必要がある(表)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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