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文献詳細

雑誌文献

medicina26巻2号

1989年02月発行

文献概要

今月の主題 内科医のための癌治療のオリエンテーション 癌合併症とその対策

パラネオプラスティック症候群

著者: 中井義勝1

所属機関: 1京都大学医学部・第2内科

ページ範囲:P.266 - P.270

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 腫瘍随伴症候群またはパラネオプラスティック症候群(paraneoplastic syndrome)は,腫瘍の直接浸潤や圧迫によるものではなく,遠隔効果として現れる症状の総称である.内分泌症状,代謝異常,皮膚症状,神経・筋症状,腎障害,血液異常,免疫異常など,多様な病態が知られている.
 腫瘍随伴症候群(以下,本症候群と略す)は臨床的にいくつかの重要な意義を有する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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