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文献詳細

雑誌文献

medicina26巻2号

1989年02月発行

今月の主題 内科医のための癌治療のオリエンテーション

癌合併症とその対策

脊髄圧迫症候群

著者: 星野晴彦1

所属機関: 1東京都済生会中央病院・神経内科

ページ範囲:P.280 - P.281

文献概要

 癌患者における神経症状の合併は,その患者のquality of lifeを著しく悪化させることとなり,その予防的処置は非常に重要である.神経症状を呈する原因としては転移によるもの,remote effectを含めた直接の転移によらないものがあり,癌患者の約20%が神経症状を呈するといわれている.その中で,硬膜外転移による脊髄圧迫症候群は,的確に診断し,緊急に処置を行えば,神経症状の合併を回避することができ,一般内科医もぜひ知っておくべき重要な症候群である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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