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糖尿病性腎症のために人工透析を受けており,低血糖発作で来院し,両側びまん性肺浸潤影を呈し死亡された54歳男性
著者: 清水俊夫1 小沼正和1 塚本玲三2 相澤信行3 原芳邦4 小川成海5 覚道健一6 下田泉1 須藤博1
所属機関: 1茅ケ崎徳洲会総合病院・内科 2茅ケ崎徳洲会総合病院内科呼吸器 3茅ケ崎徳洲会総合病院内科循環器 4茅ケ崎徳洲会総合病院内科血液・循環器 5茅ケ崎徳洲会総合病院・泌尿器科 6東海大学医学部・病理
ページ範囲:P.350 - P.355
文献購入ページに移動患者:54歳,男性,透析患者
現病歴:15年前より糖尿病があり,インスリン治療を受けており,糖尿病性腎症による慢性腎不全のため,5年前より血液透析療法を受けている.また,糖尿病性神経障害による高度の起立性低血圧があり,血液透析後も1時間位は臥位でいなければならなかった.糖尿病性網膜症,白内症もあり,視力障害が著明であった.
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