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文献詳細

雑誌文献

medicina26巻3号

1989年03月発行

文献概要

今月の主題 高脂血症と動脈硬化 高脂血症と動脈硬化の基礎

動脈硬化の臓器特異性

著者: 上田清悟1 蔵本築2

所属機関: 1東京都老人医療センター・循環器科 2東京都老人医療センター

ページ範囲:P.394 - P.397

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 血管の動脈硬化の大きな危険因子として,高血圧と高脂血症が明らかにされている.一方,動脈硬化は,加齢とともに進展し,今日の老齢化社会では心血管,神経の重要な疾病誘因となっている.なかでも,本邦では脳動脈硬化が多く,欧米では虚血性心疾患が多いことから,同一の危険因子のもとでも,地域差や食事・習慣で大きく左右される可能性がある.以下,各危険因子について,今日明らかにされている動脈硬化の臓器特異性について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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