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文献詳細

雑誌文献

medicina26巻3号

1989年03月発行

文献概要

今月の主題 高脂血症と動脈硬化 高脂血症の診断

高脂血症の分類と臨床的特徴

著者: 後藤田貴也1 山田信博1

所属機関: 1東京大学医学部・第3内科

ページ範囲:P.402 - P.405

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 高脂血症(hyperlipidemia)とは「血漿(血清)中の脂質—コレステロール,トリグリセリド,リン脂質,遊離脂肪酸(臨床上は前二者)—のうちの少なくとも一つが正常範囲を超えた病態の総称」と定義される.よって,高脂血症は元来病態面から分類されてきたが,各病態を引き起こすいくつかの病因が解明されるにつれ病因面からの分類も試みられている.そこで,これらの分類と併せて各疾患の臨床的特徴を把握しておくことは,高脂血症の診断と治療の上で重要であるので以下にまとめてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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