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文献詳細

雑誌文献

medicina26巻3号

1989年03月発行

文献概要

今月の主題 高脂血症と動脈硬化 動脈硬化の診断

身体所見,単純X線写真,眼底所見

著者: 石川雄一1 福崎恒1

所属機関: 1神戸大学医学部・第1内科

ページ範囲:P.422 - P.425

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 動脈硬化を基盤として発症する疾患は,その支配動脈が灌流する臓器の違いにより多様な症状を生じるため,詳細な問診を行う必要がある.動脈硬化症は無症状のうちに進行していることも多く,身体所見をとるためには動脈の系統解剖,動脈硬化症の病態生理,高脂血症に関する基礎知識をもとに,日常のルーチン検査としてすべての患者に行う必要がある.このことは高齢患者が増加する現在,特に重要である.この身体的検査をもとにさらに高度な検査の必要性を判断していく必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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