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文献詳細

雑誌文献

medicina26巻3号

1989年03月発行

文献概要

今月の主題 高脂血症と動脈硬化 動脈硬化性疾患の治療

一過性脳虚血発作

著者: 飯島節1 伊藤邦彦1

所属機関: 1東京大学医学部・老年病学

ページ範囲:P.452 - P.453

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 脳卒中はいったん発症すると非可逆性の神経脱落症状を残す.したがって,脳卒中の対策としては発作の予防こそ最も重要である.そのために,高血圧症をはじめとするいわゆる危険因子に対する対策が講じられ,すでに一定の成果が得られている.一方,こうした長期的な対策と並んで,差し迫った脳卒中発作を予知し,その原因を治療することで発作を未然に防ぐ努力も大切である.本稿ではこうした短期的な脳卒中対策として,一過性脳虚血発作(TIA)の治療について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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