文献詳細
グラフ 消化管造影 基本テクニックとPitfall
文献概要
西澤 前回(26巻1号)まで小腸のX線造影についてお話しいただいて来ましたが,今回から大腸のX線検査ならびに診断法についてお話を伺っていきたいと思います.
最近の傾向として,食事や生活環境の変化から大腸の炎症性疾患や大腸癌が非常に増加しており,大腸の検診が多くの施設で行われるようになってきました.そのために,大腸の精密検査をする必要にせまられてきましたが,実際には大腸の精密検査,X線検査をきちんとできる施設とか,医師が胃の検査に比べて非常に少ないというのが現状だろうと思うんです.
最近の傾向として,食事や生活環境の変化から大腸の炎症性疾患や大腸癌が非常に増加しており,大腸の検診が多くの施設で行われるようになってきました.そのために,大腸の精密検査をする必要にせまられてきましたが,実際には大腸の精密検査,X線検査をきちんとできる施設とか,医師が胃の検査に比べて非常に少ないというのが現状だろうと思うんです.
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