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今月の主題 輸血の実際と血液製剤 血液製剤の特徴と適応
免疫グロブリン製剤
著者: 大戸斉1
所属機関: 1福島医科大学・輸血部
ページ範囲:P.578 - P.580
文献購入ページに移動 免疫グロブリンはCohnの低温エタノール分画法により得られる.本来大量のグロブリン補充が必要な低(無)γグロブリン血症が適応とされていたが,重症細菌・ウイルス感染症,さらにはITP(特発性血小板減少性紫斑病)などの治療にも用いられるようになった.
グロブリン製剤はアルブミン製剤と同時に製造されるので,本剤の大量使用に伴う問題は提起されていないが,非常に高価で医療費増大の点からは重大である.安易な大量長期の使用は厳に慎まなければならない.
グロブリン製剤はアルブミン製剤と同時に製造されるので,本剤の大量使用に伴う問題は提起されていないが,非常に高価で医療費増大の点からは重大である.安易な大量長期の使用は厳に慎まなければならない.
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