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今月の主題 輸血の実際と血液製剤 内科医のための輸血の実際
特発性血小板減少性紫斑病(ITP)の輸血
著者: 森孝夫1
所属機関: 1金沢大学医学部・第3内科
ページ範囲:P.598 - P.599
文献購入ページに移動 特発性血小板減少性紫斑病(idiopathic throm-bocytopenic purpura;ITP)は,原因不明の血小板減少症であるが,直接の原因は,抗血小板抗体の関与による血小板の破壊と考えられている.
治療として,副腎皮質ステロイド剤(以下副ス剤),免疫グロブリン製剤,免疫抑制剤の投与や摘脾などが行われるが,病型(急性型と慢性型),重症度,合併症,各治療法に対する反応性などを考慮して,治療スケジュールを決める必要がある.ここでは,それらの一般的治療については割愛し,血小板輸血を中心として,ITPにおける止血管理について述べる.
治療として,副腎皮質ステロイド剤(以下副ス剤),免疫グロブリン製剤,免疫抑制剤の投与や摘脾などが行われるが,病型(急性型と慢性型),重症度,合併症,各治療法に対する反応性などを考慮して,治療スケジュールを決める必要がある.ここでは,それらの一般的治療については割愛し,血小板輸血を中心として,ITPにおける止血管理について述べる.
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