文献詳細
文献概要
今月の主題 輸血の実際と血液製剤 輸血のトピックス
エリスロポエチン
著者: 八木田旭邦1
所属機関: 1杏林大学医学部・第1外科
ページ範囲:P.636 - P.637
文献購入ページに移動一方,輸血はさまざまな疾患あるいは病態における貧血症の有力な治療手段の1つであるが,ウイルス感染などの媒介あるいは新鮮血輸血などでは移植片対宿主病(GVHD)の誘因とも考えられている.また,悪性腫瘍症例に対する輸血は免疫抑制的に作用し,術後の生存率を不良にするとの報告が筆者も含めて多数なされている.
掲載誌情報