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文献概要
今月の主題 内科医のための他科疾患プライマリ・ケア 精神科
器質精神病
著者: 武市昌士1
所属機関: 1佐賀医科大学・精神医学教室
ページ範囲:P.740 - P.741
文献購入ページに移動●概説
一般には,脳の一次的病変に基づく慢性の精神病(精神障害のうち,病識がなく,一過性あるいは持続的に人格のくずれがあり,症状の程度の重いものを精神病と呼ぶ)を器質精神病といい,脳の感染症,炎症,一酸化炭素や重金属などの中毒,変性,外傷などの外因によって起こる.
この場合,脳を除いた身体疾患の随伴症状として精神異常を呈した場合を症状精神病,アルコールや覚醒剤などの中毒物質による精神変調は中毒精神病として区別している.
一般には,脳の一次的病変に基づく慢性の精神病(精神障害のうち,病識がなく,一過性あるいは持続的に人格のくずれがあり,症状の程度の重いものを精神病と呼ぶ)を器質精神病といい,脳の感染症,炎症,一酸化炭素や重金属などの中毒,変性,外傷などの外因によって起こる.
この場合,脳を除いた身体疾患の随伴症状として精神異常を呈した場合を症状精神病,アルコールや覚醒剤などの中毒物質による精神変調は中毒精神病として区別している.
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