文献詳細
文献概要
今月の主題 内科医のための他科疾患プライマリ・ケア 精神科
精神分裂病
著者: 長谷川朝穂1 黒澤尚1
所属機関: 1日本医科大学・精神医学教室
ページ範囲:P.742 - P.743
文献購入ページに移動●概念
思春期から30歳代にかけて発病,幻覚や妄想など多岐にわたる症状を呈し,慢性の経過をたどる精神病である.わが国での発病率は約0.7%とかなり頻度の高い疾患といえる
Bleuler Eはこの疾患の基本症状して次の4項目をあげた.
1)連合弛緩:思考の道筋が崩れ,意味がまとまらず,非論理的となる.
2)感情障害:感情の動きが鈍くなったり,唐突に変化したりする.
3)両価性:ひとつの対象に相反する感情を抱く(愛と憎しみなど).
4)自閉:現実からはなれて自分の中に閉じこもる.
思春期から30歳代にかけて発病,幻覚や妄想など多岐にわたる症状を呈し,慢性の経過をたどる精神病である.わが国での発病率は約0.7%とかなり頻度の高い疾患といえる
Bleuler Eはこの疾患の基本症状して次の4項目をあげた.
1)連合弛緩:思考の道筋が崩れ,意味がまとまらず,非論理的となる.
2)感情障害:感情の動きが鈍くなったり,唐突に変化したりする.
3)両価性:ひとつの対象に相反する感情を抱く(愛と憎しみなど).
4)自閉:現実からはなれて自分の中に閉じこもる.
掲載誌情報