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文献概要
今月の主題 内科医のための他科疾患プライマリ・ケア 皮膚科
薬疹・水庖症
著者: 大坪東彦1
所属機関: 1佐賀医科大学・内科学皮膚科
ページ範囲:P.762 - P.763
文献購入ページに移動I.薬疹
●概説
薬疹はいかなる薬剤においても起こり得るということをまず念頭におくことが肝要であろう.発生頻度は一般的に薬物の使用頻度と並行しており,繁用薬物によって生じるものが多い.発症機序としては,アレルギー反応(allergic type)と非アレルギー反応(toxic type)の2つに大きく分けられるが,約80%はアレルギー機序によるものといわれている.ところで薬物の種類と発疹の形態のあいだには,1対1の対応は一般に認め難いが,多少の親和性がみられるものもある.
●概説
薬疹はいかなる薬剤においても起こり得るということをまず念頭におくことが肝要であろう.発生頻度は一般的に薬物の使用頻度と並行しており,繁用薬物によって生じるものが多い.発症機序としては,アレルギー反応(allergic type)と非アレルギー反応(toxic type)の2つに大きく分けられるが,約80%はアレルギー機序によるものといわれている.ところで薬物の種類と発疹の形態のあいだには,1対1の対応は一般に認め難いが,多少の親和性がみられるものもある.
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