文献詳細
今月の主題 内科医のための他科疾患プライマリ・ケア
眼科
文献概要
緑内障とは,その眼が耐えうる以上の眼圧の亢進によって視機能が障害される疾患群である.
眼圧の亢進は主に眼房水の流出障害により起こるが,統計学的な正常眼圧(normal pressure)は10〜21mmHg(平均15〜16mmHg)である.しかし個々の眼が健全な視機能を果たすことのできる眼圧は視神経乳頭部の神経軸索流,血液供給量や灌流圧などの要因によって異なるので個体の正常眼圧は健常眼圧(normativepressure)という概念をとる必要がある.
眼圧の亢進は主に眼房水の流出障害により起こるが,統計学的な正常眼圧(normal pressure)は10〜21mmHg(平均15〜16mmHg)である.しかし個々の眼が健全な視機能を果たすことのできる眼圧は視神経乳頭部の神経軸索流,血液供給量や灌流圧などの要因によって異なるので個体の正常眼圧は健常眼圧(normativepressure)という概念をとる必要がある.
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