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文献詳細

雑誌文献

medicina26巻5号

1989年05月発行

今月の主題 内科医のための他科疾患プライマリ・ケア

小児科

小児の常用薬用量

著者: 武内可尚1

所属機関: 1川崎市立川崎病院・小児科

ページ範囲:P.826 - P.829

文献概要

 小児の薬用量は体重あたりで計算すると成人に比べ一般に多くなるが,体表面積の割合からみると,成人量と似通った量になる.
 体表面積(cm2)=5.99√体重(g)×身長(cm)で,日本人の標準的体格で計算すると,新生児0.2m2,6カ月児0.44m2,2歳児0.6m2,4歳児0.75m2,10歳児1.0m2,成人1.68m2となる.これを体重で比較すると,新生児0.07,10歳で0.03,成人では0.025となり,乳児が体重に比べ体表面積が大きいことがわかる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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