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文献概要
今月の主題 内科医のための他科疾患プライマリ・ケア 産婦人科
骨盤内感染症
著者: 淵勲1
所属機関: 1近畿大学医学部・産科婦人科学教室
ページ範囲:P.838 - P.839
文献購入ページに移動●概説
PID(pelvic inflammatory disease)の発生は10代後半から20代前半の若い世代に多く,複数のsexual partnersをもつ場合,monogamous(一夫一婦)の場合より4.6倍もあるといわれ1),また年々増加傾向にある2).
PIDはNeisseria gonorrhoeae(N-gonorrhoeae)によるものが多いということは以前より知られた事実であるが,最近Chlamydia trachomatis(C-trachomatis)が流行し,その王座を奪う趨勢にある.他にMycoplasma hominus,Ureaplasma Urealyticumも関与するが,その報告はほとんど見当たらない.
PID(pelvic inflammatory disease)の発生は10代後半から20代前半の若い世代に多く,複数のsexual partnersをもつ場合,monogamous(一夫一婦)の場合より4.6倍もあるといわれ1),また年々増加傾向にある2).
PIDはNeisseria gonorrhoeae(N-gonorrhoeae)によるものが多いということは以前より知られた事実であるが,最近Chlamydia trachomatis(C-trachomatis)が流行し,その王座を奪う趨勢にある.他にMycoplasma hominus,Ureaplasma Urealyticumも関与するが,その報告はほとんど見当たらない.
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