文献詳細
文献概要
今月の主題 内科医のための他科疾患プライマリ・ケア 産婦人科
妊娠時に注意を要する薬物
著者: 柳沼忞1
所属機関: 1東京大学医学部附属病院分院・産婦人科
ページ範囲:P.850 - P.852
文献購入ページに移動 現在,薬物の数は非常に多く,内科疾患の治療には大いに役立っていると考える.しかし,妊婦(胎児)に対して安全であることが知られている薬物はごく限られたものにすぎない.そして,この限られた薬物以外のすべての薬物は,妊婦にとって危険といいうる.それは,妊婦に対して安全ということは,比較的な問題でしかないからである—そこで,私は内科医の皆さんに,ある疾患あるいは症状に対して安全なほうの薬物を記憶しておかれることをいつもおすすめしている.あるいは,このようなことが簡便に書かれた小参考書を診療の際に座右に置かれることをおすすめする.この意味で,次の本は私の訳で恐縮であるが大変便利である.
「妊婦のための薬剤ハンドブック第2版」(Handbook for Prescribing Medications during Pregnancy, 2nd ed,メディカル・サイエンス・インターナショナル刊,1988)
次に,内科医の先生に役立ちうると思われる事項を簡単に説明する.
「妊婦のための薬剤ハンドブック第2版」(Handbook for Prescribing Medications during Pregnancy, 2nd ed,メディカル・サイエンス・インターナショナル刊,1988)
次に,内科医の先生に役立ちうると思われる事項を簡単に説明する.
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