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文献詳細

雑誌文献

medicina26巻6号

1989年06月発行

文献概要

今月の主題 糖尿病マネージメントUpdate 糖尿病の診断・検査

尿検査からえられる情報—最低必要限のチェック

著者: 島健二1

所属機関: 1徳島大学医学部・臨床検査医学

ページ範囲:P.924 - P.926

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 尿検査は,1)患者に苦痛を与えることなく常時検体採取が可能である,2)異常成分が濃縮され異常が検出されやすい,3)時間変化も,1日の総合変化も観察できる,4)自己検査が可能であるなどの特徴を有している.このような特徴から尿検査は,1)スクリーニング,2)慢性疾患の経過観察,3)治療効果の判定などの目的に使用されている.糖尿病診療においての尿検査の意義も例外ではなく,その目的はこのあたりにある.
 尿検査に含まれる測定項目は十指を越えるが,誌面の制約もあり,ここでは糖尿病診療に特異的に必要な検査項目に絞って論じることにする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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