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文献詳細

雑誌文献

medicina26巻6号

1989年06月発行

文献概要

今月の主題 糖尿病マネージメントUpdate 糖尿病の診断・検査

インスリン,C-ペプチドを日常診療にいかに活用すべきか

著者: 前川聡1 小林正1

所属機関: 1滋賀医科大学・第3内科

ページ範囲:P.934 - P.935

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 糖尿病状態は体内のインスリン作用の低下の結果であり,膵ラ氏島β細胞のインスリン分泌不足あるいは,標的組織でのインスリン作用の低下(インスリン抵抗性)により生じる.インスリンおよびC-ペプチドを測定することは,糖尿病状態,とくにインスリン依存性,非依存性糖尿病の鑑別,さらに,それらの病態を評価する上で重要であり1),また低血糖をきたす病態の鑑別診断にも臨床上有意義である.さらに近年発見されたインスリン,およびインスリン受容体の遺伝子病においても,その診断の糸口を与えることで,最近注目されている2)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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