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文献詳細

雑誌文献

medicina26巻6号

1989年06月発行

文献概要

今月の主題 糖尿病マネージメントUpdate 糖尿病性合併症の管理・治療

感染症—対応と留意すべき点

著者: 豊田隆謙1 佐藤譲1

所属機関: 1東北大学医学部・第3内科

ページ範囲:P.978 - P.980

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 糖尿病患者に感染が起こりやすく(易感染性),また感染症は糖尿病状態を悪化させることがよく知られている.この悪循環(vicious cycle)は紛れもない事実である.感染に対する生体防御は非特異機序と特異的機序に分けて論じられている1)が,野本2)によると免疫系が関与する特異的機序は生体防御の最後の砦のようである.また,微生物侵入を阻止するバリアー(非特異的機序)は臓器によって異なる.糖尿病に合併する感染症に対しては日和見感染(opportunistic infection)に対する注意点に似ている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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