文献詳細
カラーグラフ 冠動脈造影所見と組織像の対比・5
文献概要
バルーン付きのカテーテルにより冠動脈狭窄を拡張させる経皮的冠動脈修復術(Percutaneous transluminal coronary angioplasty)は1977年Grüntzigにより開発された方法であり,本邦においても虚血性心疾患の治療法として広く施行されている.
Grüntzigが最初に考案したバルーンカテーテルは先端にガイドワイヤーを固定したものであったが,その後Simpson-Robertはガイドワイヤーが自由に動くバルーンカテーテルを作った.さらに現在では新しいガイドワイヤー,その他の器材の改良がみられ,PTCAの成功率は飛躍的に向上している.
Grüntzigが最初に考案したバルーンカテーテルは先端にガイドワイヤーを固定したものであったが,その後Simpson-Robertはガイドワイヤーが自由に動くバルーンカテーテルを作った.さらに現在では新しいガイドワイヤー,その他の器材の改良がみられ,PTCAの成功率は飛躍的に向上している.
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