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文献詳細

雑誌文献

medicina26巻7号

1989年07月発行

文献概要

今月の主題 内科エマージェンシー 救急基本手技

循環動態のモニタリング

著者: 一色高明1 山口徹1

所属機関: 1三井記念病院・循環器センター内科

ページ範囲:P.1084 - P.1087

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 救急患者とくに重症の救急患者を管理する際には,初期の患者管理の良し悪しが予後に反映される場合も少なくないため,その循環動態を正しく把握し,時々刻々の変化にすばやく対応することが要求される.
 モニタリングはこのような必要性に応えることを目的としており,その指標となるものの条件として,①循環動態の根幹をなす心臓からの血液の拍出動態を反映するものであること,②技術的に容易で管理が複雑でないこと,③患者への肉体的負担の少ないもの,などがあげられる.これらの条件を充たして現在汎用されているものには中心静脈圧,肺動脈圧,動脈圧などがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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