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文献詳細

雑誌文献

medicina26巻7号

1989年07月発行

文献概要

今月の主題 内科エマージェンシー 緊急検査データの読み方と対応

髄液検査

著者: 竹内郁男1 高木誠1

所属機関: 1東京都済生会中央病院・内科

ページ範囲:P.1102 - P.1103

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●内科エマージェンシーにおける髄液検査の適応
 1)中枢神経系の感染症
 ①急性髄膜炎 とくに急性細菌性髄膜炎は,一刻の診断の遅れが致命的となるので,猶予なく髄液を採取して診断を確定し,適切な抗生物質を開始しなければならない.この疾患では,どの検査より髄液検査が優先する.
 ②急性脳炎 この疾患が疑われても,神経学的な局所症状を認め,頭蓋内占拠性病変の疑いがあるときは,まずCTを行い占拠性病変を否定した上で髄液検査を行う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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