icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina26巻7号

1989年07月発行

今月の主題 内科エマージェンシー

症状からみた内科エマージェンシー

呼吸困難

著者: 蝶名林直彦1

所属機関: 1虎の門病院・呼吸器科

ページ範囲:P.1136 - P.1140

文献概要

 「呼吸困難」は,程度の差はあれ,内科医として頻繁に遭遇する重要な臨床徴候であるが,発症のしかた,その後の経過,程度によって,きわめて緊急な対応を要するものから,しかるべき検査をした後に原因疾患の治療をしても遅くない場合まで,多種多様であり,臨床医の実力がためされる病態といってもよい.
 本稿では,Hugh-Jones分類のIV度ないしV度の呼吸困難(休みながらでなければ歩けない程度以上のもの)について,まず初診時のチェックポイントを重症度の判定,緊急処置,血液ガスの点から述べ,次に臨床症状と理学所見の解析・必要な検査からの鑑別診断について述べ,最後に治療について概説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら