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今月の主題 内科エマージェンシー 症状からみた内科エマージェンシー
急性腹痛
著者: 門田俊夫1
所属機関: 1防衛医科大学校・第1外科
ページ範囲:P.1148 - P.1150
文献購入ページに移動 急性の腹痛は日常私たちが外来,とくに夜間救急外来などで扱う頻度が高く,診断に苦慮することも稀ではない.腹痛の患者の診察にあたってはまず,腹部以外の原因も念頭に置く必要があるi筆者は腹痛の原因疾患を,表に示すごとく4つに整理して記憶している.また,患者がさまざまに表現する腹痛を,内臓痛(visceral pain),腹膜痛(parietal pain),関連痛(referred pain)の3種類に整理すると鑑別診断に役立つ.
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