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今月の主題 内科エマージェンシー 症状からみた内科エマージェンシー
好中球減少時の発熱
著者: 青木泰子1
所属機関: 1筑波大学臨床医学系・内科
ページ範囲:P.1166 - P.1167
文献購入ページに移動 近年,白血病治療をはじめとする化学療法の普及により,好中球減少が稀な病態ではなくなってきた.感染症の治療は本来起因菌に対し最適な抗菌薬を選択して行うべきであるが,好中球減少時には重症感染の頻度が高く,治療の遅れは致死的であることから,発熱時にただちに広域抗菌薬を投与するempirical therapyを施行するのが通例である1).このような好中球減少時の発熱に対する特有の対応について述べる.
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