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今月の主題 内科エマージェンシー 疾患からみた内科エマージェンシー 神経疾患
くも膜下出血
著者: 早川功1
所属機関: 1川崎市立井田病院・神経内科
ページ範囲:P.1176 - P.1177
文献購入ページに移動 くも膜下出血(Subarachnoid Hemorrhage;SAH)は,頭痛を伴って外来を受診する患者のうち,最も見逃してはならない疾患の1つである.なぜならば,その原因の約70%を脳動脈瘤破裂が占め,予防できる決定的な薬剤のない現在,できるだけ早く治療方針を決定することが予後を決めるため,確診が得られれば,手術を前提としていち早く脳神経外科のもとに担送する必要がある.したがって,第一線の医師にとって,SAHの治療は,まず診断することにつきる.
本項では,脳動脈瘤を主とした臨床症候,検査,鑑別診断,応急処置について述べる.
本項では,脳動脈瘤を主とした臨床症候,検査,鑑別診断,応急処置について述べる.
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