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文献詳細

雑誌文献

medicina26巻7号

1989年07月発行

文献概要

今月の主題 内科エマージェンシー 疾患からみた内科エマージェンシー 循環器疾患

急性心筋梗塞

著者: 中西成元1 岩瀬孝1

所属機関: 1虎の門病院・循環器センター内科

ページ範囲:P.1184 - P.1186

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 急性心筋梗塞(AMI)の死亡例の40〜75%は発症1時間以内に起こる突然死で,そのほとんどが心室細動(Vf)などの重症不整脈による.梗塞巣が左室心筋の記0%を超えると心原性ショックに陥り,この死亡率は70〜90%にものぼる.合併症の発現は,梗塞巣の大きさや,発症後の心負荷などに左右される.したがってAMI発症時の治療の目的は,不整脈死を予防し,梗塞巣を最小限にとどめ,ポンプ失調の出現を防ぐことにある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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