文献詳細
今月の主題 内科エマージェンシー
疾患からみた内科エマージェンシー 呼吸器疾患
文献概要
●急性呼吸不全の定義と診断
急性呼吸不全とは,広義には生体の需要に急激に呼吸機能が対応できなくなる状態のことであり,狭義には呼吸器が生体の需要に応えて静脈血を動脈血化し得ない状態のことである.
呼吸不全の診断は,PaO2≦60TorrおよびPaCO2≧50Torrを基準値とすることが多く,60<PaO2≦70Torrを準呼吸不全とするのが一般的である.
急性呼吸不全とは,広義には生体の需要に急激に呼吸機能が対応できなくなる状態のことであり,狭義には呼吸器が生体の需要に応えて静脈血を動脈血化し得ない状態のことである.
呼吸不全の診断は,PaO2≦60TorrおよびPaCO2≧50Torrを基準値とすることが多く,60<PaO2≦70Torrを準呼吸不全とするのが一般的である.
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