文献詳細
今月の主題 内科エマージェンシー
疾患からみた内科エマージェンシー 消化器疾患
文献概要
消化管異物に対するアプローチの方法を決める上で,異物の大きさ,形状,部位,患者の年齢,全身状態,治療に協力的か否か,症状の有無などが重要である.これらにより,自然排泄を待つか,内視鏡的に除去するか,あるいは手術療法に踏み切るかが決定される.魚や鶏の骨,食物塊,コイン,ようじ,クギ,PTP包装薬物,義歯などがその主なものであるが,異常者がカミソリの刃を故意に飲み込んだり,肛門から異物を挿入して来院することもある.
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