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文献詳細

雑誌文献

medicina26巻7号

1989年07月発行

文献概要

今月の主題 内科エマージェンシー 疾患からみた内科エマージェンシー 消化器疾患

急性胆管炎

著者: 広岡大司1 大地宏昭1 片岡伸一1 圓尾隆典1 仲本剛2

所属機関: 1岸和田徳洲会病院・内科 2岸和田徳洲会病院・外科

ページ範囲:P.1234 - P.1235

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 急性胆管炎は,胆管の狭窄や閉塞により胆汁のうっ滞をきたし,さらに細菌感染が加わって発症する.原因として胆石や悪性腫瘍などがあるが,今回は胆石による急性胆管炎の診断と治療法について述べる.
 急性胆管炎は上腹部痛(右季肋部痛),発熱,黄疸,ときに意識障害やショック症状などを主症状とするが,臨床症状,肝・胆道系酵素の上昇,白血球数の増加,腹部超音波診断(以下エコー)で胆管結石の証明(70〜80%に結石を証明),胆管拡張と緊満の証明などにより確定診断される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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