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文献詳細

雑誌文献

medicina26巻8号

1989年08月発行

今月の主題 膵・胆道疾患の臨床

膵疾患診療のポイント・アドバイス

粘液産生膵腫瘍

著者: 高木國夫1

所属機関: 1癌研究会附属病院・外科

ページ範囲:P.1326 - P.1328

文献概要

 近年,膵の検査法が進歩し,とくに1969年ERCPが臨床に導入されて膵内膵管系の診断が可能になり,さらにUS,CTによる診断も加わり,膵癌とともに膵内の良性病変の診断も容易になってきている.
 とくに膵癌の早期診断が検討され,膵癌を腫瘤として,出来るかぎり小さい時期に発見することが強調されたが,直径2cm以下の小膵癌が報告されても,予後が必ずしも良好でないことが判明し,直径1cm以下の微小膵癌が検討されてきている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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