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文献詳細

雑誌文献

medicina26巻8号

1989年08月発行

文献概要

今月の主題 膵・胆道疾患の臨床 胆道疾患診療のポイント・アドバイス

胆道癌診療の問題点

著者: 小菅智男1 尾崎秀雄1 幕内雅敏1 木下平1

所属機関: 1国立がんセンター病院・外科

ページ範囲:P.1360 - P.1361

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 胆道癌は比較的進行の早いものが多く,しかも門脈,肝動脈などの重要な血管に近接しているため,診断が遅れると,その間にこれらの脈管に浸潤して切除不能となってしまう.また,閉塞性黄疸に対する処置が遅れると肝機能の障害がすすみ,胆道ドレナージを行っても機能の回復に長期間を要するようになる.したがって,迅速な診断と胆道閉塞に対する適切な処置が不可欠である.
 本稿では日常診療における診断と治療上の問題点を中心に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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