文献詳細
文献概要
カラーグラフ 冠動脈造影所見と組織像の対比・6
PTCA施行後にみられる形態学的変化
著者: 堀江俊伸1
所属機関: 1東京女子医科大学・循環器内科
ページ範囲:P.1376 - P.1378
文献購入ページに移動●PTCA施行により冠動脈狭窄部の拡大がみられた例
症例 59歳,男
現病歴 58歳の頃,釣に行き,約20m歩行すると間歇性跛行が出現したため,近くの病院へ入院した.心臓カテーテル検査の結果,閉塞性動脈硬化症,胸部大動脈瘤,陳旧性心筋梗塞と診断された.閉塞性動脈硬化症に対して両側総腸骨動脈から大腿動脈にかけて人工血管によるバイパス手術を施行した.胸部大動脈瘤は胸部CTにて直径45mmであったため,外来経過観察中であった.しかし最近,胸部CTにて直径71mmと増大傾向を認めたため,手術適応と考えられ,当院を紹介された.
症例 59歳,男
現病歴 58歳の頃,釣に行き,約20m歩行すると間歇性跛行が出現したため,近くの病院へ入院した.心臓カテーテル検査の結果,閉塞性動脈硬化症,胸部大動脈瘤,陳旧性心筋梗塞と診断された.閉塞性動脈硬化症に対して両側総腸骨動脈から大腿動脈にかけて人工血管によるバイパス手術を施行した.胸部大動脈瘤は胸部CTにて直径45mmであったため,外来経過観察中であった.しかし最近,胸部CTにて直径71mmと増大傾向を認めたため,手術適応と考えられ,当院を紹介された.
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