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文献詳細

雑誌文献

medicina26巻8号

1989年08月発行

文献概要

カラーグラフ 冠動脈造影所見と組織像の対比・6

PTCA施行後にみられる形態学的変化

著者: 堀江俊伸1

所属機関: 1東京女子医科大学・循環器内科

ページ範囲:P.1376 - P.1378

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●PTCA施行により冠動脈狭窄部の拡大がみられた例
 症例 59歳,男
 現病歴 58歳の頃,釣に行き,約20m歩行すると間歇性跛行が出現したため,近くの病院へ入院した.心臓カテーテル検査の結果,閉塞性動脈硬化症,胸部大動脈瘤,陳旧性心筋梗塞と診断された.閉塞性動脈硬化症に対して両側総腸骨動脈から大腿動脈にかけて人工血管によるバイパス手術を施行した.胸部大動脈瘤は胸部CTにて直径45mmであったため,外来経過観察中であった.しかし最近,胸部CTにて直径71mmと増大傾向を認めたため,手術適応と考えられ,当院を紹介された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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