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文献詳細

雑誌文献

medicina26巻8号

1989年08月発行

文献概要

演習 内科専門医による実践診療EXERCISE

意識障害,失語症/発熱,全身倦怠,腎不全

著者: 高木誠1

所属機関: 1都済生会中央病院・神経内科

ページ範囲:P.1405 - P.1408

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 39歳,男性,独り暮らしの土木作業員.3月25日,知人がアパートを訪れたところ,様子がおかしいことに気付き救急車にて当院に搬送,入院となる.1週間前までは工事現場で働いていたことが確認されているが,それ以後の病歴は意識障害,失語症のため患者本人からの聴取ができず詳細は不明である.
 一般身体所見:身長160cm,体重42kg.血圧124/90mmHg,脈拍54,整,体温36.8℃.貧血・黄疸なし.表在リンパ節触知せず.甲状腺腫(-).項部硬直(±).心雑音なし.肺野:聴打診上異常認めず.腹部:肝脾腫大なし.下腿浮腫なし.来院時尿失禁(+).頭部,体表に明らかな外傷なし.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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