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気管支拡張症と臨床診断され,肺炎を反復して死亡し,剖検によりリポイド肺炎と診断された71歳男性
著者: 内山富士雄1 相澤信行1 篠崎伸明2 佐伯典之3 竹大禎一3 村山章裕3 仲地善昭3 小沼正和3 縣陽太郎4 蓮沼敏行5 塚本玲三1 鈴木隆夫6 渡雅文1 金國鍾1
所属機関: 1茅ケ崎徳洲会総合病院・内科 2茅ケ崎徳洲会総合病院・外科 3茅ケ崎徳洲会総合病院 4茅ケ崎徳洲会総合病院・小児科 5茅ケ崎徳洲会総合病院・眼科 6茅ケ崎徳洲会総合病院・病理
ページ範囲:P.1416 - P.1423
文献購入ページに移動患者 71歳男性,印刷業
主訴 咳,痰,呼吸困難
現病歴 約10年ぐらい前より,咳,痰が慢性的に続いており,昭和59年,他院にて気管支拡張症と診断されている.この1,2年間,咳,痰が増強してきて,昭和61年7月と11月の2回,肺炎の合併で当院へ入院している.今回,2〜3週間前より急に咳と呼吸困難が強くなり,痰はやや黄色調で,量が増加してきた.食欲も低下し,体熱感もでてきたため来院して,昭和62年3月25日入院となった.喫煙も飲酒もしない.
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