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今月の主題 再灌流療法時代の急性心筋梗塞診療 発生の機序と病態
血栓溶解剤と出血性梗塞
著者: 藤原久義1
所属機関: 1京都大学医学部・第3内科
ページ範囲:P.22 - P.23
文献購入ページに移動 これまでヒトの心筋梗塞は貧血性梗塞で,出血性梗塞は稀とされてきた.ところが急性心筋梗塞に対しウロキナーゼ(UK)などを用いた血栓溶解療法がなされるようになり,図1,2に示すような出血性梗塞がみられるようになった.血栓溶解療法のなされた剖検例と,なされなかった剖検例に分けて,出血性梗塞の頻度を示したものが図3である.
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