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文献詳細

雑誌文献

medicina27巻1号

1990年01月発行

今月の主題 再灌流療法時代の急性心筋梗塞診療

予後と予防

死亡率は減少したか

著者: 舘田邦彦1 平沢邦彦1 大崎純三1 柴田淳一1

所属機関: 1市立旭川病院・循環器内科

ページ範囲:P.106 - P.107

文献概要

 AMI(急性心筋梗塞)の死亡の原因は従来の不整脈よりショックや心不全のポンプ失調によるものが多く,ポンプ失調を少なくさせるため,梗塞巣を減少させる目的で最近ICT(冠動脈内血栓溶解療法)やPTCA(経皮的冠動脈血管形成術)の再灌流療法が試みられるようになってきた.
 再灌流療法により冠動脈の開存は高率で得られるが,心機能の改善については,再灌流障害,再閉塞などの問題もあり,明確にはされていない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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