文献詳細
文献概要
増刊号 内科エマージェンシーと救急手技 緊急画像診断のポイント
24.胸部CT
著者: 広沢邦浩1
所属機関: 1帝京大学医学部・救命救急センター
ページ範囲:P.1734 - P.1742
文献購入ページに移動 胸部疾患の画像検査としては単純X線撮影(以下,単純X-Pと略す)が基本的かつ第1選択の検査として施行されている.
しかし,単純X-Pにも診断上の盲点あるいは限界があり,これを補完する検査として,CT検査(以下,CTと略す)が有用であることが明らかになってきている.とくに,単純XPでは診断の困難な縦隔,胸膜下,横隔膜近傍の病変に対してCTは優れた診断能を有しており,必須の検査法となっている.
しかし,単純X-Pにも診断上の盲点あるいは限界があり,これを補完する検査として,CT検査(以下,CTと略す)が有用であることが明らかになってきている.とくに,単純XPでは診断の困難な縦隔,胸膜下,横隔膜近傍の病変に対してCTは優れた診断能を有しており,必須の検査法となっている.
掲載誌情報