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増刊号 内科エマージェンシーと救急手技 疾患からみた内科エマージェンシー 循環器疾患
58.頻脈性不整脈
著者: 新博次1
所属機関: 1日本医科大学・第1内科
ページ範囲:P.1866 - P.1870
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1)Vital signを速やかにチェックし,緊急性を判断する.
2)頻脈性不整脈は直流通電により停止が可能であり,その適応と判断されたなら速やかに施行する.
3)緊急性が低いときには,抗不整脈薬などにより頻拍発作を停止させる.
4)薬剤の中毒などで抗不整脈薬を使用しにくい状況下では,ペーシングによる停止も可能である(心室細動,心房細動を除く).
5)以上,いずれの場合においても,気管内チューブなど心肺蘇生の準備を整えておく必要がある.
1)Vital signを速やかにチェックし,緊急性を判断する.
2)頻脈性不整脈は直流通電により停止が可能であり,その適応と判断されたなら速やかに施行する.
3)緊急性が低いときには,抗不整脈薬などにより頻拍発作を停止させる.
4)薬剤の中毒などで抗不整脈薬を使用しにくい状況下では,ペーシングによる停止も可能である(心室細動,心房細動を除く).
5)以上,いずれの場合においても,気管内チューブなど心肺蘇生の準備を整えておく必要がある.
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