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増刊号 内科エマージェンシーと救急手技 疾患からみた内科エマージェンシー 呼吸器疾患
70.気胸(胸腔穿刺法,脱気法を含む)
著者: 島田一恵1
所属機関: 1滋賀県立成人病センター・呼吸器科
ページ範囲:P.1911 - P.1913
文献購入ページに移動 気胸とは,胸腔内に空気の貯留した状態をいい,自然気胸,外傷性気胸,人工気胸に大別される.
自然気胸とは,何らかの原因によって,肺臓側胸膜から胸腔内へと空気が侵入するものをいい,肺胸膜直下の気腫性嚢胞の穿孔による原発性気胸と,肺疾患が原因で,これによって起こる続発性気胸とがある.原発性気胸では,平生健康な若い男性に突然発症することが多く,続発性気胸の基礎疾患としては,肺気腫,肺結核,肺癌などがある.
自然気胸とは,何らかの原因によって,肺臓側胸膜から胸腔内へと空気が侵入するものをいい,肺胸膜直下の気腫性嚢胞の穿孔による原発性気胸と,肺疾患が原因で,これによって起こる続発性気胸とがある.原発性気胸では,平生健康な若い男性に突然発症することが多く,続発性気胸の基礎疾患としては,肺気腫,肺結核,肺癌などがある.
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