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増刊号 内科エマージェンシーと救急手技 疾患からみた内科エマージェンシー 消化器疾患
78.電撃型潰瘍性大腸炎
著者: 上野文昭1
所属機関: 1東海大学大磯病院・内科
ページ範囲:P.1942 - P.1943
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1)潰瘍性大腸炎の重症度の判断は,ベッドサイドの診察所見と最小限の検査(血液検査,単純X線写真)のみで可能で,むやみに侵襲を加える検査は慎むべきである.
2)電撃型潰瘍性大腸炎の治療方針決定の上で,初期から内科・外科のチーム・アプローチが必要である.
3)内科的治療の基本は,経静脈的ステロイド投与と腸管安静である.
4)抗コリン剤,止痢剤,麻薬系鎮痛剤の使用は避ける.
5)積極的な内科的治療に24〜72時間以内に反応しなければ手術適応となる.
1)潰瘍性大腸炎の重症度の判断は,ベッドサイドの診察所見と最小限の検査(血液検査,単純X線写真)のみで可能で,むやみに侵襲を加える検査は慎むべきである.
2)電撃型潰瘍性大腸炎の治療方針決定の上で,初期から内科・外科のチーム・アプローチが必要である.
3)内科的治療の基本は,経静脈的ステロイド投与と腸管安静である.
4)抗コリン剤,止痢剤,麻薬系鎮痛剤の使用は避ける.
5)積極的な内科的治療に24〜72時間以内に反応しなければ手術適応となる.
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