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増刊号 内科エマージェンシーと救急手技 疾患からみた内科エマージェンシー 消化器疾患
79.大腸憩室症
著者: 北洞哲治1 岩井力1
所属機関: 1国立大蔵病院・消化器科
ページ範囲:P.1944 - P.1945
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1)大腸憩室は多くは無症状であるが,憩室炎,出血,穿孔などの合併症により,重篤な経過をたどることがあり,常に念頭に置くべき大腸疾患の1つである.
2)大腸憩室症は保存的療法が選択されるが,合併症の状態によっては速やかに外科医との連携が計られるべき疾患である.
3)大腸憩室炎および癌は,今後わが国でも高齢者に増加する疾患と予測され,その鑑別は慎重になされなければならない.
1)大腸憩室は多くは無症状であるが,憩室炎,出血,穿孔などの合併症により,重篤な経過をたどることがあり,常に念頭に置くべき大腸疾患の1つである.
2)大腸憩室症は保存的療法が選択されるが,合併症の状態によっては速やかに外科医との連携が計られるべき疾患である.
3)大腸憩室炎および癌は,今後わが国でも高齢者に増加する疾患と予測され,その鑑別は慎重になされなければならない.
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