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増刊号 内科エマージェンシーと救急手技 疾患からみた内科エマージェンシー 血液疾患・悪性腫瘍
96.播種性血管内凝固症候群(DIC)
著者: 青木延雄1
所属機関: 1東京医科歯科大学・第1内科
ページ範囲:P.1988 - P.1990
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1)臨床症状のみで,その存在が強く疑われるような状態の播種性血管内凝固(DIC)は,予後転帰に予断を許さない重篤な疾患であることを認識し,速やかに診断を確定し,対処する必要がある.
2)DIC発症頻度の高い基礎疾患を認識し,それら疾患においては,定期的な血液凝固学的検査を施行し,DICの発症を早期に検出し,早期に適切な治療を開始することが治療効果をあげる上で重要である.
3)基礎疾患とその重症度,出血症状,検査結果などを総合的に考慮して,治療方針を決定する.
1)臨床症状のみで,その存在が強く疑われるような状態の播種性血管内凝固(DIC)は,予後転帰に予断を許さない重篤な疾患であることを認識し,速やかに診断を確定し,対処する必要がある.
2)DIC発症頻度の高い基礎疾患を認識し,それら疾患においては,定期的な血液凝固学的検査を施行し,DICの発症を早期に検出し,早期に適切な治療を開始することが治療効果をあげる上で重要である.
3)基礎疾患とその重症度,出血症状,検査結果などを総合的に考慮して,治療方針を決定する.
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